2011年3月20日日曜日

Helping:Coping After the Earthquake 支援者・援助者の心のケア

●Helping:Coping After the Earthquake (Tokyo English Life Line HP 3月14日記事)
http://www.telljp.com/index.php?/en/news_article/helping_coping_after_the_earthquake


お茶の水女子大院生 猪熊さんから頂いた情報です。以下に抜粋して転載します。

海外で何もできない自分を歯がゆく思い、インターネットや
テレビを見続けてしまう方々にもぜひ読んでいただきたいと思います。

以下 抜粋転載****************

「心のケア」と言った時、問題は多くの人に関わってきます。(1)被災
者の心のケア、(2)支援者/援助者の心のケア、(3)被災者でもある
支援者の心のケア・・・と様々な立場の人のケアが問題となるでしょう。
特にこのMLを見られている方には、支援者/援助者の役割を担っている
方が多いことでしょう。支援者は、「隠れた被災者」でもあります。


●『災害時の「こころのケア」の手引き』(東京都福祉保健局)*20ページ
href="http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/video/leaf/files/saigai.pdf">

・日本語 ・基礎的な情報が掲載されている。明快。
・もともと都内の保健所・保健センター・市区町村職員を対象に作成された
 ものだが、 一般の支援者にも十分、役立つ。
*特に役立ちそうな内容 (※時間のない方は以下だけでも、ご参照)
pp.8~9:支援者の対応のポイント
pp.18:支援者自身の「こころのケア」

●『サイコロジカル・ファーストエイド(PFA) 実施の手引き 第2版』*88ページ
(アメリカ国立 子どもトラウマティックストレス・ネットワーク・
 アメリカ国立PTSDセンター、日本語版:兵庫県こころのケアセンター)
http://www.j-hits.org/psychological/pdf/pfa_complete.pdf
・日本語 ・参考になるものが多い資料。
 時間があれば、ざっと全体を読めるといい。
・Psychological First Aid (PFA)とは、災害やテロの直後に子ども、思春期
 の人、 大人、家族に対して行うことのできる効果の知られた心理的支援
 の方法を、必要な部分だけ取り出して使えるように構成したもの。災害
 精神保健の専門家から支持されている。被災者だけでなく、災害救援者
 やその他の支援者に対しても用いることができる。 
・目次のページ表記が間違っているので、注意。

*特に役立ちそうな内容 (※時間のない方は以下だけでも、ご参照)
・p.62サイコロジカル・ファーストエイドを提供する人のケア:支援者の参考に。
・p.70~87の被災者のための資料(人と人のつながり、恐ろしいことが起こった
とき~こころやからだにあわわれる反応、乳幼児・就学前・小学生・思春期の
子どもをもつ親への助言、災害にあった大人への助言、リラクセーションの
ためのヒント)
・p.74~85は支援を行う対象の様子、どう対応したらいいか、具体例が記載して
 あって、具体的にどうしたらいいかを考える際に、役立つ。
・特にp.85「災害にあった大人への助言」は、まずは大人が落ち着いて、しっかり
 しないと、子どもや周囲に影響を与えることから、押さえておきたい。
 大人で災害にあった支援者にも役立つ内容。

●災害時のこころのケア(日本赤十字社)*期間限定ページ。44p。日本語。
http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care2.pdf
*特に役立ちそうな内容
pp.12~13:被災者のこころのケア、pp.22~25:特別な配慮を要する
人々へのケア(子ども、高齢者、特にケアを要する人)、
pp.26~31:援助者のストレス処理

●ボランティアとこころのケア(日本赤十字社)*期間限定ページ。28p。日本語。
http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care1.pdf
災害時、ボランティア等される方の参考になる。



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